Civ7の古代の世界遺産について、ゆるふわっと語るよ!
【はじめに】
この記事ではCiv7に登場する世界遺産のうち、古代に登場するものについて解説・評価していきます。
・評価軸:効果の強さ、建設可能性、総合評価
・評価前提:シングルプレイ、難度は不死~神、マップサイズ標準8文明、大陸+マップもしくはパンゲアマップ
※マルチプレイは考慮外
※バージョン1.2.4時点(今後のアップデートで変更が入ったら、時間のあるときに更新します)
Civ7は発売日に購入して以来ハマってしまい、何十周かプレイしました。
この記事は過去の経験則と自分用メモを整理して公開したものです。
個人的な思い入れがある遺産は熱く語るかもしれません( ✌︎’ω’)✌︎
<一応補足>
当サイトの内容はなるべく正確に書くように努めますが、ただの1プレイヤーが趣味で遊んだゲームの話を趣味で書いたものであるため、内容の正確性は保証できません。
また、記載内容は予告なく変わることがございます。なにとぞご容赦ください。
特に、遺産の評価は統計を取ったわけではなく、個人的な主観が多分に含まれるため、人によって意見が大きく分かれるポイントだと思います。参考程度にしてください。
Civシリーズの過去作は2、4、5、Revをプレイ済みで、Civ6は未プレイです。
自分はもともとCiv4プレイヤーなんですけど
Civ7プレイヤーがもっと増えたらいいなあ(願望)ということで書いている次第です。
よろしくお願いいたします。
【世界遺産の基礎知識】
Civシリーズではおなじみの世界遺産。基礎知識の確認から。
1:世界に1つしか建てられない
2:自国で建設途中に他国が先に建てた場合、建設に要したハンマーの一部が返却される
※Civ4、Civ5と違って遺産換金は発生しません
3:世界遺産の効果は時代を問わない
4:世界遺産のある他国の居住地を戦争で占領、もしくは割譲させることも可能
なお、属性ポイントが得られる世界遺産は、自力建設の場合のみならず、戦争で奪った場合でも属性ポイントは得られます(!)
5:古代の世界遺産を建てると、古代の文化レガシーパスのポイントとして加算される
そのため、古代は弱い遺産であっても文化レガシーのポイントの足しにするために建ててもOK
※自力建設した遺産のみがポイントとして加算される
※戦争で他国から奪った遺産はポイントの対象外
※Civ4やCiv5で登場した国家遺産はCiv7には登場しません。
英雄叙事詩とか、今後のDLCで登場したらいいなあ…
【世界遺産の解説・評価】
空中庭園

<解禁条件>
灌漑
<効果>
・建設した居住地の農場の食料+1
・全都市の成長率+10%
・領土拡張主義属性ポイント+1
<評価>
効果の強さ:S
建設可能性:A
総合評価:A+
<解説>
Civシリーズおなじみの空中庭園。みんな大好き空中庭園。
Civ7では個人的には古代最強遺産。都市の成長率上昇と領土拡張主義属性ポイントの効果により、都市の人口増加が目に見えて速くなります。古代では国土面積の拡大に寄与し、探検・近代では専門家雇用が加速するため、効果だけ見れば文句なしのSランク。
一方でAIの人気はまあまあ高く、神難度だと灌漑一直線に研究すればだいたい間に合うが、帆走・筆記・石工術のうち2つ以上に寄り道したり、万国の門や大ステッレなどを先に建てにいった場合はAIに取られてしまうこともそれなりにある絶妙なバランス。
そもそもの話として、古代の科学技術の2列目に並んでいる筆記・灌漑・石工術。どれを先に取ればいいんでしょうか?プレイスタイルによって意見が分かれそうな気がします。
自分は灌漑→筆記→筆記習熟→石工術の順にすることが多いです。
灌漑を取ると居住地上限+1がついてくるので、早期に開拓者を出して良立地を確保したいというのが主な理由です。
初期の居住地上限3と4では結構な差を感じるのですよね。最序盤は建てられる建物も作れるユニットも選択肢が少なく、人口≒国力みたいなところはあるし、首都以外の立ち上がりも早い方がいいですから。
Civ4をプレイすると筆記を素早く取って、図書館を建てて、科学者を雇用してアカデミーor哲学ジャンプ…というムーブを体で覚えます。数学?法律か美学と交換入手すればいいっしょ!(そして空中庭園はいつの間にかAIが建てている)(空中庭園が残っていると数学を交換入手しにくいよね)
Civ5もさっさと国立大学を建てないと研究が遅れるので、筆記に直行したくなるんですよね(そして空中庭園はいつの間にかAIが建てている)(伝統オープンが条件なので余っていることもたまにあるけどね)
すみません、話がそれましたw
あとCiv7の空中庭園は河川がないと建てられないため、都市の立地によっては建設不能な場合がある点は地味に要注意。
河川タイルの数は問わないため、建設予定地1マスだけ確保できればOKです。
立地条件はAIにも当てはまるので、ずっと余っていることも無くはないですが。
戦争で他国から奪っても効果は得られますが、人口増加に寄与する遺産という性質上、早期に建てるほど恩恵が大きいため自力建設が望ましい遺産です。
余談ですが、空中庭園って史実ではバビロンにあったはずなので、今後の大型DLCでバビロニア文明が登場した場合は空中庭園の生産ボーナスが掛かるのではないか?と予想しています。ハンムラビが来るか、それともネブカドネザルが来るか。
万国の門

<解禁条件>
規律(習熟)
サトラップ制(習熟、ペルシア固有の社会制度)
<効果>
・幸福度+2
・全ての戦争の戦争支持+1
<評価>
効果の強さ:A
建設可能性:S
総合評価:A+
<解説>
貴重な戦争支持を得られる遺産です。
戦争プレイなら侵略に役立つため必ず建てましょう。内政プレイでも国防に役立つため建てておくと安心です。
Civ7は現状、外交を駆使しても非戦を貫くことがきわめて難しいため、結局どんな場合でも建てちゃっていいんじゃないですかね??
戦争支持なんてなんぼあってもいいですから。
戦争支持は影響力を消費すれば追加できますが、逆に言えば万国の門を持っていると戦争勃発のたびに影響力を供給してもらえるようなものです。影響力は貴重なリソースなので、節約できるのはとてもありがたいですね。
幸いなことにAIからの人気は低く、神難度でも空中庭園やピラミッド、大ステッレなどを建てた後の2個目の遺産として建てることも高確率で可能です。
ペルシアは生産ボーナスが掛かるため、ペルシアを使っているAI文明と遭遇した場合だけは建設を急いだほうが良いかも。戦争屋が率いるペルシアに建てられると厄介ですからね。
戦争で他国から奪っても効果は得られますが、そもそも万国の門を持っている文明を相手に戦争する展開自体がよろしくなさすぎるため、自力建設が望ましい遺産です。
なお、1.2.4アプデ前の効果は戦争支持+2だったため、効果の強さもS評価、古代最強間違いなしのSランク遺産でした。
戦争支持+1でもありがたいけどさあ…幸福度+2は申し訳程度に付いたんじゃないかな…(小声)
ペルシアは内政力が弱いところを万国の門の生産ボーナス(&文明固有の社会制度による居住地上限+2)で補っている感があるので、ペルシアにとっては逆風ですよね…古代戦争プレイ決め打ちならアッシリアかローマかカルタゴを使えばいいですし(超小声)
古代で文明固有の社会制度により居住地上限が+2される文明は4つあり、ペルシア・アッシリア・ローマ・カルタゴです。
このうちアッシリアは科学が強く、ローマは文化が強く、カルタゴは経済が強いという明確な内政面の強みを持っています。(カルタゴは科学と文化が弱いという点はさておき)
ペルシアの強みとはいったい…うごごご!!!
逆に、古代で文明固有の社会制度により居住地上限がまったく増えない文明は2つあり、クメール・アクスムです。
クメールのユッタハッティ、アクスムのダウ船はいずれも強力な戦力ですが、戦争による拡張をしにくいのはちょっと残念。
その他の古代文明はすべて、文明固有の社会制度により得られる居住地上限は+1です。
ドゥル・シャルキン

<解禁条件>
規律
ビルトゥトゥ(アッシリア固有の社会制度)
<効果>
・建設した居住地の要塞化陣地に科学力+1
・全居住地の要塞化区域の戦闘力+5
<評価>
効果の強さ:D+
建設可能性:C
総合評価:D+
<解説>
防衛性能と科学力を高める遺産。
結論:建てなくていいです()
防衛力が欲しいなら素直に軍隊と防壁を作ればいいし、科学力が欲しいなら図書館を早く建ててしまえば済む話なんですねえ…
図書館以外でさらに科学力を強化したい場合?科学系の都市国家とお友達になって階段ピラミッドを作ればいいんじゃないですか??
解禁は規律と早く、AIもそれなりに早いターンで建ててくることが多い印象。
さらに、規律の習熟で解禁される万国の門が優秀なので、余計に割を食っている感がある。
プレイヤーが万国の門を建てはじめる→AIが遺産を建てた効果音が鳴る→ああ、万国の門じゃなくてドゥル・シャルキンね…と安心するという流れはCiv7あるある。
Civ4のチチェンイツァー、Civ5の赤い城に似た位置づけの遺産か。
プレイヤーが建てる必要はないけど、戦争相手国が持っているかの確認くらいはした方が無難。
ビュルサ

<解禁条件>
工学
船小屋(カルタゴ固有の社会制度)
<効果>
・ゴールド+2
・建設した居住地からの交易路が略奪されない
・建設完了時に、建設した居住地で沿岸に隣接しており防壁が建設可能なすべての市街タイルに防壁を建設
<評価>
効果の強さ:D+
建設可能性:D+(プレイヤーがカルタゴならC)
総合評価:D+
<解説>
防衛性能と交易路の安全性を確保する遺産。
これも結論:建てなくていいです()
交易路が略奪されたら戦争後にまた商人をつくればいいじゃないw
解禁は工学とそれなりに遅いため、科学力に優れたAIがいつの間にか建てている遺産です。
カルタゴなら固有の社会制度からも行けるので多少は建てやすいですが、建てて役に立つ遺産かと言われると「???」となります。
カルタゴは商人を1匹つくるともう1匹もらえるので、略奪された交易路の復旧も容易ですし。
文化レガシーポイントの点数稼ぎ用にはなりますけれど。
ドゥル・シャルキン同様、戦争相手国が持っているかどうかは確認して損はないですね。防壁がたくさんある都市の占領はけっこう手間がかかります。交易路が略奪できるかどうかはどうでもよろしい。
はい、次いってみようw
大ステッレ

<解禁条件>
神秘主義(習熟)
エリュトゥラー海のペプルス(アクスム固有の社会制度)
<効果>
・生産力+2
・遺産(大ステッレを含む)の建設完了時に時代ごとにゴールド200を得る。すべての居住地が対象。
<評価>
効果の強さ:C+(プレイヤーが1個目の遺産として自力建設するならB)
建設可能性:B
総合評価:B
<解説>
現金をもらえる遺産です。
大ステッレは人によって評価がかなり分かれそうな気がします。自分はほとんど建てない派。
遺産をたくさん建てると現金がたくさんもらえる性質上、AIとの遺産建造レースのゆるい低難度では価値は高くなります。
初心者が低難度でプレイするケースでは、1個目の遺産としてかなりおすすめ。
また、マップサイズが小さい方がAI文明数が少なくなって遺産建造レースがゆるくなるため、マップサイズが小さいほど価値は高くなります。
問題は、大ステッレの効果を最大限に活用するには1個目の遺産として建てる必要がある点。
空中庭園や万国の門といった強力な遺産を先に建てると、大ステッレのありがたみが薄れていきます。
特に万国の門は規律の習熟で解禁されるため、古代の社会制度ツリー1列目の反対側にある神秘主義の習熟を要する大ステッレと両取りするのはちょっと大変な点も悩ましいところ。
幸いなことに、神秘主義で解禁される「神官」(全居住地のゴールド+2)、神秘主義の習熟で解禁される「部族網」(全居住地の食料+2)の政策は古代前半ではなかなか強力なため、
政策目当てで神秘主義の習熟まで進み、建ったらラッキーくらいの感覚で建てに行くのはあり。最序盤の200円は結構おいしい。
一応、AIの優先度はあまり高くなく、空中庭園や万国の門を建てたあとでも残っているケースはそれなりにある模様。
アクスムだと生産ボーナスが掛かるのですが、大ステッレは結局のところ現金を得る遺産なので、現金が欲しいならハウェルトをたくさん建てればいいじゃない!となります。
1.2.4アプデ前はすべての居住地が対象ではなく、大ステッレのある居住地限定の効果だったらしいですね…(普段建てないので、アプデ情報を見て初めて知りました)
ムンド・ペルディド

<解禁条件>
法典(習熟)
カレンダー・ラウンド(マヤ固有の社会制度)
<効果>
・建設した居住地の熱帯地形にある施設の科学力+1、市街区域に幸福度+1
<評価>
効果の強さ:A
建設可能性:C+(プレイヤーがマヤならB+)
総合評価:B(プレイヤーがマヤならA)
<解説>
科学と幸福を増やす遺産です。効果はなかなか優秀。
古代でまとまった量の科学力がもらえるため、古代の研究を有利に進められます。
幸福度を専門家雇用に使うと、さらに科学力が高まります。
問題は熱帯のみに建設可能という建設条件で、初期位置が熱帯であれば建てやすく、熱帯でなければそもそも建てられないという点。
マヤは生産ボーナスが掛かること、初期位置の熱帯に期待できること、カレンダー・ラウンドがとても強力なため早期に解禁したいことからかみ合わせが良く、積極的に狙っていきたいです。
首都が熱帯でなくとも第2、第3都市が熱帯ならそちらで建てるのもあり。
立地条件の制約からAIが建てずに古代後半まで余っていることも多い一方、熱帯の首都を引いたAIがあっさり建ててしまうことも。というかAIマヤの徴側とかが建てると科学力が伸びまくってマジしんどい。戦争で奪う?徴側は戦争中に科学力が上がる仕様なんですがそれは大丈夫なんですかねえ??ねこ大好き
プレイヤーの首都が熱帯じゃなかった場合はマップを再生成すればいいんだけどさ(小声)
ピラミッド

<解禁条件>
石工術
アメン・ラーの光(エジプト固有の社会制度)
<効果>
・建設した居住地の小規模河川と航行可能な河川のタイル上に存在する施設や区域のゴールド+1&生産力+1
<評価>
効果の強さ:B
建設可能性:C+(プレイヤーがエジプトならB)
総合評価:B
<解説>
Civシリーズおなじみのピラミッド。
毎回のように登場する割には作品ごとに効果が異なるのはご愛敬。
Civ7では河川から現金と生産力を得る遺産です。
都市圏内に河川タイルがいくつあるかによって効果の強さが変わってきます。
特に生産力は貴重なため、都市圏内に川タイルが多く含まれるなら建てたいところ。
川タイルが少ないなら建てなくて良いでしょう。
第2、第3都市の川タイルが多いならそちらで建てるのもあり。
エジプトは生産ボーナスが掛かるうえ、航行可能な河川からハンマーが出るので好相性。
ロールプレイ的にも、せっかくエジプトでプレイするからにはピラミッドを建てるのもいいと思いますよ!
AIの建設優先度は立地に左右されるため、正直、運要素が大きく悩ましいのが難点。
石工術直行なら建てやすいけど、灌漑直行で空中庭園を優先したときに限って、航行可能な河川に面した首都を引いたAIがあっさり建ててしまうことも。
AIエジプトのハトシェプストに建て負けたなら微笑ましい目で見られるけど、AIクメールの徴側とかに建て負けるとねこ大好き…となったりならなかったりします()
ハトちゃんはいいんですよ、軍事力は大したことがないので。たくさん遺産を建ててくれた頃合いで宣戦して奪っちゃえばいいんです。航行可能な河川に面した都市はガレー船でラッシュして奪いやすいので好都合。要するにCiv7のハトちゃんはCiv4のパカル枠です。
通称:カモシェプスト
ペトラ

<解禁条件>
法典
<効果>
・建設した居住地の砂漠地形にある施設の生産力+1、区域のゴールド+1
<評価>
効果の強さ:C+
建設可能性:C+
総合評価:C+
<解説>
砂漠タイルを強化する遺産です。
ピラミッドの価値が河川タイルの数に左右されることと同様に、ペトラの価値は砂漠タイルの数に左右されます。
第2、第3都市の砂漠タイルが多いならそちらで建てるのもあり。
個人的にはあまり建てたことが無く、砂漠タイルが多数あるなら、建ったらラッキーくらいのノリで建ててみてもいいかなという位置づけです。
AIの建設優先度はピラミッドと同じく立地に左右されるため、正直、運ですからね。
Civ5では相当に強力な遺産で、ペトラを一直線に狙ってAIに先に建てられたらメインメニューに戻るほどでしたが、Civ7では「建てられれば嬉しいけど逃してもあまり惜しくはない」程度のほどよい性能です。
法典では商人が解禁されるので、商人を早期に解禁するついでにペトラも狙ってみても良いかも。友好国からラクダ資源が輸入できそうなケースは早めに商人を送りたいですし。
エミレの鐘

<解禁条件>
市民権
<効果>
・影響力+2
・外交属性ポイント+1
・外交努力「人参協定」が使用可能になる
<評価>
効果の強さ:B+
建設可能性:C+
総合評価:B
<解説>
いくつか効果があり、特に外交属性ポイント引換券となる点はかなり評価できる遺産です。
外交属性は1列目から即効性があり、右ルートなら影響力の、左ルートなら幸福の上乗せができるうえ、2列目中央の独立勢力と友好関係を築く際の影響力節約も相当に強力です。

人参協定は相手国と自国の首都の食料が増える外交努力です。効果自体は平凡と思いきや、他の外交努力とは異なり支持されると外交関係+25、承諾されると外交関係+10されるため、素早く同盟国を作りたい場合に便利なコマンド。
本体からの影響力+2はおまけ程度でいいでしょう。
1.2.4アプデ前はAIの優先度がとても低く、建設可能性もA評価でしたが、1.2.4アプデで解禁条件が市民権に変わったためか、それなりにAIの優先度が高くなった模様です。
次項の未央宮で詳しく書きますが、古代の社会制度で中央ルートを優先すべきかは悩ましいところです。
未央宮

<解禁条件>
市民権(習熟)
君子(漢固有の社会制度)
<効果>
・影響力+6
<評価>
効果の強さ:B
建設可能性:C(プレイヤーが漢ならB)
総合評価:C+(プレイヤーが漢ならB)
<解説>
影響力を産出するだけのシンプルな効果の遺産です。
古代でまとまった量の影響力を確保する手段は限られているため、効果はなかなかのもの。
一方で建設可能性を考えたときに、解禁条件が微妙な点がネックとなります。
古代の社会制度のルートは3つあり、エミレの鐘と未央宮を解禁する「市民権」は中央ルートです。
・上ルート(公的生活→娯楽)
・中央ルート(法典→市民権)
・下ルート(戦術→軍隊組織)
上ルートの「娯楽」と下ルートの「軍隊組織」には居住地上限+1が含まれるため、居住地上限を早めに最大化したいプレイヤーは中央ルートの「市民権」は後回しになり、結果としてエミレの鐘と未央宮はAIに取られがちになります。
AIは下ルートを突き進むことが多いためか、下ルートの遺産である兵馬俑とテオドリック廟はあっという間に建てられてしまう一方、上ルートの遺産であるアポロン神殿とコロッセオは割と遅くまで残っていることが多い印象です。
中央ルートの遺産であるペトラとエミレの鐘と未央宮は、AIの優先度は中程度。
今後のアプデで変わるかもしれませんが。
エミレの鐘と未央宮は、古代の社会制度の優先順位が問われる面白い遺産だと思っています。
漢文明は固有の社会制度からも行けて生産ブーストもかかるので、評価を少し上げました。
アポロン神殿

<解禁条件>
公的生活
シンマキア(習熟、ギリシャ固有の社会制度)
<効果>
・文化力+2
・ストーリーイベント発生時に時代ごとに文化力+20を得る
・ワイルドカード属性ポイント+1
<評価>
効果の強さ:B+
建設可能性:B+(プレイヤーがギリシャならA)
総合評価:B+(プレイヤーがギリシャならA)
<解説>
Civシリーズおなじみのアポロ神殿。Civ4では無償の科学技術1個、Civ5では無償の社会制度1個がもらえる遺産でした。
Civ7では無償のワイルドカード属性ポイントがもらえます。
汎用性が高く、チャンスがあれば回収しておきたい遺産です。
えっ、ワイルドカード属性ポイント以外の効果?
正直、おまけ程度なので忘れていいんじゃないでしょうか??(小声)
AIの人気は高くないですが、高難度で文化力の弱い指導者・文明を使っている場合は追いつけずに先を越されることも結構ある印象です。
また、荒地にしか建てられないため、都市の立地にも左右されます。
古代の社会制度の「公的生活」の次は「娯楽」に繋がっており、上ルートを優先的に進めてアポロン神殿とコロッセオを両方狙うのも良いですね。
他国が建てた場合は、ワイルドカード目当てに戦争で奪うのもあり。戦争で奪った場合でも属性ポイントは得られるのですから。
いさんはうばうもの()
コロッセオ

<解禁条件>
娯楽
ローマ元老院ならび市民(ローマ固有の社会制度)
<効果>
・文化力+3
・建設した居住地の街区の幸福度+2
<評価>
効果の強さ:B+
建設可能性:B(プレイヤーがローマならA)
総合評価:B+(プレイヤーがローマならA)
<解説>
都市の幸福度を伸ばす遺産です。
人口の多い大都市では建物の維持費や専門家雇用のために幸福度が多く必要になるため、なるべく食料豊富な大都市で建てたい遺産です。専門家を雇いまくりたいところ。
アポロン神殿と同様にAIの人気は高くないですが、高難度で文化力の弱い指導者・文明を使っている場合は追いつけずに先を越されることも結構ある印象です。
ローマは生産ボーナスが掛かるうえ、文化力を稼ぎやすい文明であるため解禁条件を満たしやすく、積極的に狙っていきたいです。
古代の社会制度の「娯楽」は居住地上限+1、政策「儀式と作法」(全居住地の幸福+2)解禁と優秀な内容が揃っているため、ついでにコロッセオも建ててしまえば大量の幸福度を確保可能です。
ところで余談ですが、コロッセオとコロッサスって名前が紛らわしいと思いませんか?
コロッサスは過去作でいうロードスなんですけど…ロードスでいいじゃんねえ??(小声)
兵馬俑

<解禁条件>
戦術
<効果>
・生産力+2
・建設完了時に無償の軍団司令官を1体得る。さらに、探検時代開始時と近代開始時に各1体得る
・司令官の獲得経験値+25%
<評価>
効果の強さ:B+
建設可能性:D
総合評価:C
<解説>
軍団司令官がもらえる遺産です。軍団司令官は生産・購入ともにコストが重たいので有用。
建設完了時のみならず、探検時代開始時と近代開始時にも1体もらえるため、軍団司令官が合計3体もらえることになります。
バグなのか仕様なのかは不明です。そのうちサイレント修正されるかもしれませんがw
司令官の経験値テーブルの緩和もなかなか強力で、Civ4のカリスマ志向のように司令官に多数の昇進をつけていくことが可能になって楽しいです。
AIから謎に人気が高く、高難度ではあっという間に建てられてしまうのが難点。
戦争で奪っても軍団司令官はもらえます。普通に軍隊をつくって占領地にある兵馬俑を奪うのがトータルでみて一番お得かもしれない。
都合の良いことに、戦術で解禁される「演習」の政策を入れると歩兵&長距離ユニットの生産力+30%がつくので、軍隊の量産にはぴったりです。
いさんはうばうもの()
テオドリック廟

<解禁条件>
軍隊組織
<効果>
・生産力+3
・軍事属性ポイント+1
・略奪による産出量とHP回復量+100%
<評価>
効果の強さ:B(プレイヤーが探検ブルガリアか近代ブガンダならA)
建設可能性:D
総合評価:C(プレイヤーが探検ブルガリアか近代ブガンダならB)
<解説>
この遺産は建てたことがない。閉廷!
あのですね、不肖ながらわたくしCiv7を発売日に購入して以来、何十周もプレイしていますが一度もテオドリック廟を建てたことがないので、遺産の完成ムービーを見たことがないのですよね…(ゲーム内のシヴィロペディアから説明文を拝借しました)
効果自体はまあまあ優秀で、軍事属性ポイントは普通にありがたいし、略奪の産出量とHP回復量が増えるのは戦争プレイで有用です。
探検時代のブルガリアと近代のブガンダは略奪に特化した能力があるため、評価を上げておきました。
最大の問題はAI人気が高すぎる点で、驚くほど早期に建てられてしまうため、神難度での自力建設は困難を極めます。おそらく神難度で勝利することより難しいのでは?Civ5のアレクサンドリア図書館かな?建てたことがないからしらんけど。
幸いなことに、テオドリック廟を建てたAIが侵略よりも略奪に特化するようなムーブをするようなことはなさそうなので、兵馬俑と同様に、素直に軍隊をつくって占領地にあるテオドリック廟を奪うのがトータルでみて一番お得な気がします。
戦争前に軍事属性ポイントがほしいならアポロン神殿を建ててワイルドカードを突っ込む方が現実的に思えます。
軍事系の都市国家とお友達になって、戦争支持+1とか居住地上限+1とかユニットの戦闘力のプラス補正とかを得ておくのも良いですね。
いさんはうばうもの()
マウソロス霊廟

<解禁条件>
鉄器
<効果>
・生産力+3
・自国の騎兵ユニットが倒された場合、HP25%で最寄りの自国居住地で復活する(1ユニット1回限り)
<評価>
効果の強さ:B(プレイヤーがシャルルマーニュかチンギス・ハーンならA)
建設可能性:D+
総合評価:C(プレイヤーがシャルルマーニュかチンギス・ハーンならB)
<解説>
騎兵が1回だけ生き返る遺産です。
騎兵はもともと戦闘力が高いため、なかなか数が減らなくなるのはとても強力。
強い騎兵UUを使える各文明や、騎兵の数を増やしやすいシャルルマーニュ、騎兵の戦闘力が高いチンギス・ハーンと好相性。
一方で、解禁は鉄器であり、古代の科学ツリーのかなり奥にあるため、科学力に優れた文明・指導者でないとそもそも鉄器にたどり着けない可能性がある点が問題です。
一応科学属性を持っているシャルルマーニュはともかく、科学属性を持たず内政能力の弱いチンギス・ハーンは他国に先んじて鉄器の研究を終わらせることはあまり現実的ではないと思われます。科学の強いマヤを使えばいい?残念、マヤのUUは騎兵ではないのでチンギス・ハーンの長所が活きないんですよ
そもそも古代後半は優先的に数学を研究して、主要都市にアカデミーを建てたいんですよね…科学技術の習熟から写本も回収したいですし…
結論:マウソロス霊廟は強いが、自力建設は難しい!
1.2.4アプデ前は筆記で解禁されたため、シャルルマーニュやチンギス・ハーンでも筆記に直行すれば現実的な確率で自力建設可能でした。
コロッサス

<解禁条件>
通貨
<効果>
・ゴールド+3
・建設した居住地の居住地の資源スロット+3
・経済属性ポイント+1
<評価>
効果の強さ:A
建設可能性:C+
総合評価:B+
<解説>
Civシリーズおなじみの遺産…そう、ロードス島の巨人像です。
資源スロットを増やす効果と、現金を稼ぎやすくなる効果を持つ遺産です。
資源をたくさん詰め込んで都市の強化ができるうえ、古代の経済レガシーパスの達成が容易になり、さらには近代の経済勝利にも貢献できます。
探検時代の遺産であるアスキアの墓を同じ都市に建てると、コロッサスに詰め込んだ資源が生産力とゴールドを生むため好相性。アスキアの墓は砂漠タイルが建設条件なので、可能であれば同じ都市に建てられるようにしたいところです。
コロッサスは沿岸タイルが建設条件なので、沿岸と砂漠を両立するのはなかなか大変かもしれませんが。
コロッサスの解禁条件が通貨という点は悩ましいところ。
古代の科学ツリーの3列目は通貨、青銅器、車輪が並んでいます。
青銅器は弓兵と槍兵と兵舎を、車輪はチャリオットとバリスタを解禁しますが、通貨は軍事力を強化する要素は解禁されません。
ゆえに、通貨に直行すると軍事力強化が後回しになり、不意の被宣戦に対して弱くなります。弓兵・槍兵・チャリオットに対して戦士・投石兵で防衛するのは結構不利な状況です。
また、コロッサスはAIの優先度はまあまあ高く、通貨に直行しても科学力に優れたAI文明に取られる可能性があるのがまた困るところ。
効果自体はかなり有用ですが、実際に自力建設するかどうかは悩ましい遺産です。
ハアモンガ・ア・アマウイ

<解禁条件>
航海術
<効果>
・文化力+2
・文化属性ポイント+1
・建設した居住地の漁船の文化力+1&食料+1
<評価>
効果の強さ:B
建設可能性:C+
総合評価:B
<解説>
主に文化力が増える遺産です。
文化属性ポイントは価値が高く、古代から探検にかけては大量の文化力が欲しくなるため、文化力が伸びる遺産は嬉しいところ。
一方で、解禁は航海術であり、古代の科学ツリーのかなり奥にあるため、科学力に優れた文明・指導者でないとそもそも航海術にたどり着けない可能性がある点が問題です。
そもそも古代後半は優先的に数学を研究して、主要都市にアカデミーを建てたいんですよね…科学技術の習熟から写本も回収したいですし…
というわけで、マウソロス霊廟と同様の事情により、建設可能性は低めに見積もりました。
都市圏内に海タイルが多い都市では恩恵が大きいですが、海タイルが多い都市は陸地面積の不足により生産力が不足しがちな点も逆風。
科学力に優れた文明・指導者でプレイ時に、数学を研究完了した時点でハアモンガ・ア・アマウイがまだ残っていたら、建ったらラッキーくらいの位置づけで航海術を研究しに行くのがいいかも。
航海術の習熟まで研究すれば写本も1冊もらえますし。
…まあ、数学の習熟を研究すれば写本は2冊もらえるんですけどね…(小声)
えっ、自国の科学力は強いけど文化力が弱い場合に、ハアモンガを文化力補強手段にする案ですか?
数学で解禁される太陽のピラミッドを素直に狙えばいいんじゃないんですか??
ああ、また逆風か…
モンクス・マウンド

<解禁条件>
商業
造成(ミシシッピ固有の社会制度)
<効果>
・食料+4
・建設した居住地の資源スロット+4
<評価>
効果の強さ:A
建設可能性:D(プレイヤーがミシシッピならS)
総合評価:C+(プレイヤーがミシシッピならA+)
<解説>
資源スロットを増やす遺産です。
資源をたくさん詰め込んで都市の強化ができるうえ、古代の経済レガシーパスの達成が容易になり、さらには近代の経済勝利にも貢献できる優等生的な存在と言えましょう。
探検時代の遺産であるアスキアの墓を同じ都市に建てると、モンクス・マウンドに詰め込んだ資源が生産力とゴールドを生むため好相性。アスキアの墓は砂漠タイルが建設条件なので、可能であれば同じ都市に建てられるようにしたいところです。
コロッサスもあるとさらに資源スロット+3、カルタゴ軍港もあるとさらに資源スロット+2…うはっ、夢がひろがりんぐwww(捕らぬ狸の皮算用)
食料+4も古代のうちはなかなか強力。
解禁条件を考慮すると、実質的にミシシッピ専用遺産と言っても過言ではないといえます。
ミシシッピであれば固有の社会制度「造成」により早期に解禁できるため、建設可能性は文句なしのSランク。
「造成」の習熟で得られる伝統「貝殻焼成の陶器」がとても強力なのも追い風となる要素。
ミシシッピ以外の文明で建てようとすると、商業は古代の社会制度の奥にあるため、文化力に優れた文明・指導者でないとそもそも商業にたどり着けない可能性があるうえ、よしんば商業一番乗りを達成したとしてもAIにミシシッピがいた場合はあっさり建てられてしまいます。
ミシシッピ以外の文明でプレイするときは、余っていたらラッキーくらいの淡い期待を抱いておくくらいがちょうどいい気がします。
戦争で奪おうにも、ミシシッピの火矢はかなり厄介な存在なので、ミシシッピ相手に戦争するのは骨が折れますからね。
アンコールワット

<解禁条件>
哲学
アムナク(クメール固有の社会制度)
<効果>
・幸福度+3
・建設した居住地の専門家上限+1
<評価>
効果の強さ:B+(プレイヤーがクメールならA)
建設可能性:D(プレイヤーがクメールならS)
総合評価:C+(プレイヤーがクメールならA+)
<解説>
専門家の雇用枠を増やす遺産です。
たくさんの専門家を雇用するため、なるべく食料豊富な大都市に建てたいところ。
探検・近代では専門家大量雇用により科学力と文化力が大きく伸びるうえ、探検時代の科学レガシーパスの達成が容易になる、優秀な遺産です。
専門家雇用に強い孔子、パチャクテク、アショーカ(救済者)あたりの指導者との相性はとても良好。他の指導者でも相性が悪い人はいないと思われます。
Civ7で専門家を大量雇用する場合は幸福度の確保が課題となります。
この点、クメールの場合は「カンブ・メーラ」の伝統で専門家の維持費が大幅に削減されるうえ、「ヴァルナ」の伝統で専門家が現金を生むという嬉しいおまけ付きのため、アンコールワットはとても効果的です。
解禁条件を考慮すると、実質的にクメール専用遺産と言っても過言ではないといえます。
クメールであれば固有の社会制度「アムナク」により早期に解禁できるため、建設可能性は文句なしのSランク。
ミシシッピにとってのモンクス・マウンドと同様の理由で、クメール以外でアンコールワットを建てることは相当な困難が伴います。
…戦争で奪う?クメールのユッタハッティは強敵なんですがそれは…AIが専門家大量雇用に向いた都市にアンコールワットを建てているとも限らないですし…
アンコールワットは探検時代以降で真価を発揮する遺産なので、探検時代の戦争で奪うのも良いですね。
サーンチー

<解禁条件>
専門職
マントリパリシャッド(マウリヤ固有の社会制度)
<効果>
・幸福度+3
・建設した居住地の余剰幸福度5ごとに文化力+1
<評価>
効果の強さ:C+(プレイヤーがマウリヤならB+)
建設可能性:D+(プレイヤーがマウリヤならB+)
総合評価:C(プレイヤーがマウリヤならB+)
<解説>
文化力を稼げる遺産です。
大量の幸福度を算出する都市で建てると効果が大きいため、幸福度の余剰の大きい都市で建てたいところ。ただし、建物や専門家の維持費として幸福度が必要なため、大都市だからといって直ちにサーンチーから大量の文化力が稼げるわけではない点が悩ましい。
マウリヤは伝統を入れたりダラムシャーラー、ヴィハーラを建てたりすると大量の幸福度を稼ぎやすい一方で文化力に難があるため、相性はかなり良い遺産です。生産ブーストもつきます。
ただし、ミシシッピのモンクス・マウンドやクメールのアンコールワットと明確に異なる点として、解禁条件のマントリパリシャッドはマウリヤ固有の社会制度の一番奥にあるため、文化力の強くない指導者が他の社会制度に寄り道して後回しにするとAIに先取りされるケースもあるんですねえ…(1敗)
マウリヤ以外の文明で建てるのは文化力で先行しないと相当に難しく、また仮に古代で文化力が他国を圧倒している展開であれば専門職よりも先に識字に進みたくなるため、サーンチーは今ひとつかみ合わせがよろしくない気がしています。
ナーランダ

<解禁条件>
識字
<効果>
・科学力+3
・写本を1冊得る
・写本スロット+2
・科学属性ポイント+1
<評価>
効果の強さ:B+(プレイヤーがアッシリアならA)
建設可能性:D+
総合評価:C+
<解説>
科学力を稼げる遺産です。
色々と効果がついてきますが、科学属性ポイントはとてもありがたく、また写本も得られるため古代の科学レガシーパス達成の助けになります。
写本がもらえて写本スロットもあるため、写本集めに苦労するアッシリアでは価値が上がります。
一方で解禁条件は識字とかなり奥の方にあり、古代で文化力が他国を圧倒している展開でないと自力建設は困難です。前述のアッシリアは刻筆の伝統があるものの、文化力のプラス要素が無いので識字にたどり着く頃には他国に建てられている公算が大。
トータルで見て、隣国で建ったら戦争で奪ってしまうのが一番いいかもしれない。アッシリアなら侵略によって科学技術と写本がもらえるのでぴったりですね。
探検時代以降は写本に関する能力が陳腐化するため、戦争で奪うなら古代のうちにやっちまいましょう。
一応、科学属性ポイントはもらえますけどね。
太陽のピラミッド

<解禁条件>
数学
<効果>
・文化力+3
・建設した居住地の街区の文化力+2
<評価>
効果の強さ:B+
建設可能性:D+(プレイヤーがマヤならB+、アッシリアならB)
総合評価:C+(プレイヤーがマヤならB+、アッシリアならB)
<解説>
文化力を稼げる遺産です。
街区が増えるとたくさんの文化力が得られるため、なるべく大都市で建てたいところ。
効果量はなかなか強力で、探検時代以降は街区の数も増えるためのちの時代では効果が増えるという嬉しいおまけつき。
解禁は数学のため、科学力に優れた文明・指導者でないと自力建設は困難です。
プレイヤーがマヤであれば神難度のAIに負けない研究力が期待できるため、数学に直行して太陽のピラミッドを建てに行くのは現実的な選択となります。
数学の途中で青銅器を通るため、ティア2のフルチェで防衛用の戦力も確保可能、ウェイビル・クーの能力で太陽のピラミッド自体の生産も加速可能と、かみ合わせが良いと思われます。
またプレイヤーがアッシリアの場合、刻筆の伝統による王立図書館&普通の図書館の生産ブーストをかけて科学力を増やしやすく、戦争に勝つことでも研究が進むため、マヤほどではないものの数学に早期にたどり着きやすい文明です。
ただし、数学に直行する場合は車輪を後回しにすることになり、強力な騎兵UUであるマガルを出せない点が悩ましいところ。
余談ですが、神AIのアウグストゥスが同じ都市にサーンチーと太陽のピラミッドを含む多数の遺産を建てていたことがあり、古代なのにターンあたりの文化力が4桁になったことがあるので記念に貼っておきます。おかしなことやっとる

【その他】
何かあれば追加予定です。
色々と書きましたが、古代の遺産は文化レガシーパスの足しになるんで、片っ端から建てちゃうのも1つの手なのでは。
遺産病?楽しければよかろうなのだ!
では次のシド星でお会いしましょう。良きシド星ライフを。